ビクター 7AW-23B 真空管ラジオ修理 千葉県 T様
VICTOR(ビクター)RADIO 7AW-23B 真空管ラジオ修理
部品の劣化により受信感度低下、音量が小さいく歪みがある状態でしたため、劣化した部品を全て交換し、再調整を行いました。これによりラジオが生まれ変わり、本来の性能が再生しました。
1953年(昭和28年)頃の高周波増幅1段(高一)2バンド 6球スーパーラジオ、ST管(x4)、GT管(x2)、マジックアイの合計7球 6インチ フィールドスピーカー搭載
使用真空管:UZ-6D6(x2)、6SA7GT、6SQ7GT、UZ-42、6E5、80BK
受信バンド:BC(MW)、SW OUTPUT:1.5WATTS
【状態および修理内容】
- シャーシ内の大部分のコンデンサが絶縁不良のため交換(一部変色した抵抗も交換)
- 真空管6D6グリッドキャップ(頂部電極)接触不良補修
- 中間周波トランス調整など各部調整(ダイヤル位置調整を含む)
- 電源コード周り修理
ACコード被服が風化して、もろく崩れ落ちる状態のため、プラグコード交換
ゴムブッシュが風化していたため、コード止め付き樹脂ブッシュに交換 - ヒューズホルダー接触不良改善補修
- 電源スイッチがオンのままオフできない故障があったため、分解清掃・変形修正・バネ圧調整補修
- パイロットランプが時々不点灯になる故障、ランプソケットにぐらつき接触不良があったため、半田付けで改善
- 6E5 マジックアイ(同調指示管)の経年劣化により、暗くなっていたため、お客様のご希望を伺い、新品マジックアイに交換
- TAG:ビクター, 高一ラジオ
- 真空管ラジオ修理・補修
- 2017/11/17 18:00
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