DYNACO PAS-2 真空管プリアンプ修理 横浜市 N様
DYNACO(ダイナコ) PAS-2ステレオ真空管プリアンプ 修理。
1960年のDYNAKIT STEREO PREAMPLIFIER MODEL PAS-2を修理しました。ステレオ右チャンネルの音が出ない事が主な故障で、音声の歪みなどの不良を次の通り修理しました。
使用真空管:5751(12AX7)x4、12X4
【状態および修理内容】
- 右側の音が出ない故障①
原因:入力切替スイッチの接触不良
補修:接点の清掃(磨き)、接点バネ圧の調整で改善
その他のスイッチ類も同様に補修しました
- ステレオ/モノ切替
- テープ入力切替
- ラウドネス オン/オフ
- フィルター オン/オフ
- 電源 オン/オフ
- 右側の音が出ない故障②
原因:バランス調整用の可変抵抗(ボリューム)内部の絶縁不良。(2番端子がシャーシに短絡)
修理:新品のMN型バランス用ボリュームに交換 - 歪みが発生する故障の修理
真空管交換、絶縁不良コンデンサの交換 - その他補修
プリント基板の半田付け修正、パイロットランプ交換
- TAG:ダイナコ, プリアンプ
- 真空管アンプ修理・補修
- 2018/02/13 15:00
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