TONFUNK-VIOLETTA W331N 真空管ラジオ修理 渋谷区 I様
TONFUNK-VIOLETTA W331N 真空管ラジオの修理。
Tonfunk GmbH VIOLETTA W331N ラジオは、1953年(昭和28年)頃にドイツ カールスルーエ(Karlsruhe)で製造されたものと思われます。
故障状況は、電源を入れると「シャー・・・」という大きな雑音が出力され、寄生発振を起こす状態で、ラジオの受信はできません。
改造されていた部分をオリジナル回路図の通りに戻し、劣化部品の交換、発振対策、ノイズ対策などを行い、正常動作しました。詳細は以下の通りです。
使用真空管:EC92 x2、ECH81 EF41 EAF42 EABC80 EL84 EM85
【状態および修理内容】
- 低周波部(出力管周辺)劣化部品交換、寄生発振対策
- 出力トランスのコアとコイルの間にたまった錆落とし
分解清掃・絶縁対策 - 出力トランス周辺のコンデンサ交換、配線の絶縁対策、寄生発振を止める対策
- 低周波部のノイズ対策
ハイインピーダンス入力回路(ボリューム周辺)の配線を単線からシールド線に変更 - 電源部のダイオードとコンデンサを交換
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- 真空管ラジオ修理・補修
- 2018/07/12 11:00
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