日立 エリーザ S-560 真空管ラジオ 修理 神奈川県 T様
日立ラジオ エリーザ S-560 真空管ラジオ 修理。
昭和30年代のトランスレス 5球スーパーラジオの修理をしました。
受信バンド:MW、SW
使用真空管:12BE6、12BA6、12AV6、30A5、35W4
時間が経過すると大きな雑音が発生し、音が小さくなり、動作が不安定になる故障
【状態および修理内容】
- 大きなノイズの発生源を特定し、不良抵抗・不良コンデンサの交換。
- 電源部の平滑コンデンサを追加して、リップルノイズの軽減。
- その他、容量抜けコンデンサ交換。
- 取付けに問題があった抵抗を、コンパクトで高性能なものに交換。
- 中間周波トランス(IFT2カ所)の調整が不適切だったため、最適値に調整。その結果、感度が上がり、音質もよくなりました。
- ダイヤルの調整。
- イヤホン端子の接触不良改善。
- ACコード引き出し口のゴムブッシュが風化していたので交換。
- TAG:日立, エリーザ
- 真空管ラジオ修理・補修
- 2018/12/28 13:00
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