日立 リタ S-537 真空管ラジオ 修理 宮崎県 W様
日立 リタ S-537 真空管ラジオの修理。
トランスレス2バンド5球スーパーラジオで、昭和30年代のラジオと思われます。
「真空管は明るくなるが、ラジオの音はでない」という故障の修理。
受信バンド:BC 536~1605KHz、SW 3.8~12MHz
使用真空管:12BE6、12BA6、12AV6、30A5、35W4
【状態および修理内容】
- パイロットランプ切れだったので交換
- イヤホン端子接触不良の改善補修
- モード切替ロータリースイッチの接触不良改善(全ての接点清掃)
- 出力管周辺コンデンサ絶縁不良のため交換
- その他、カップリングコンデンサとバイパスコンデンサが全て不良のため交換
- 同調コイルの半田付け外れで受信不能だったため修理
- ノイズが発生していた抵抗を交換
- 安全対策としてACライン間のコンデンサを交換
- 安全対策としてACプラグ付きコードを交換
- 安全対策としてACコード引き出し口の劣化したゴムブッシュから樹脂製のコードロックに交換
- ヒューズ交換
以上の修理で「リタ S-537」真空管ラジオの機能が復元しました。
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- 真空管ラジオ修理・補修
- 2019/06/09 16:00
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